福岡正信氏・新刊「緑の哲学 農業革命論」と自然農法のタネを販売中

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自然農法の創設者・福岡正信氏の幻の名著を復刻した新刊『緑の哲学 農業革命論』(春秋社)が売れています。氏は、「世界のHukuoka」として海外で高い評価を受け、アジアのノーベル賞と称されるマグサイサイ賞を受賞した自然農法の創始者です。「耕さず、草も取らず、肥料も農薬やらない、しかも多収穫」という自然農法の哲学と思想、そして実践方法が簡明にまとめられており、人間と自然との関係をラジカル=根源的に捉えたその内容には、「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんも強い影響を受けたと言われます。カネとモノに翻弄される現代にあって、<無>の哲学と実践を説く彼は、現代の老子とも言える存在です。

現在農業書センターでは、その福岡氏に師事し、本書巻末に氏の思い出を寄稿する、茨城県在住の自然農法実践家「じねん堂」(斎藤博嗣・裕子夫妻)が自家採種した種(大麦・小麦・白クロバー・赤クロバー・レンゲソウ・ヘアリーベッチ・野つる豆・小麦の穂)を各350円(送料別)で販売中です。購入希望の方は農業書センターにご連絡ください。

店長 荒井

農業塾 ばんざい ⑧ 2013.11.2

長期にわたり頑張ってくれた野菜たちに

感謝しながら最後まで大切に収穫

前回は、予定より早く長ダイコンの収穫を開始しました。生育期間中は台風や豪雨に何度も見舞われたものですが、もう一点の気温が高かったことが生育を促したことによるものかなと振り返っています。

29日は長年同じ分野で仕事を続けてきた他県の方が、一度綾部の農機具や畑を見たいと、道のり3時間をかけての訪問がありました。その方も退職後野菜つくりを始められたとのことで、肥料や品種や畝間・株間等関心は具体的なものでした。

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農業塾 ばんざい ⑦ 2013.10.26

台風18号による田の畦畔の崩れ

年内は野菜の栽培管理をしながら 土木作業の日々

今度は台風27号がしかも28号も伴って、雨の日も多く冬までにやっておきたい整理や修理等この時期当てにしている作業も多く、予定の立たない状態です。

そんな中、小生の綾部の様子は、最近になって台風18号による田の畦畔の崩れが沢山見つかりこちらの修復にしばらく時間がかかりそうです。田の畦畔と言っても山間部では隣との落差が2m前後のところもあり土を戻すだけでは十分な修復とは言えず、崩れた個所は一度土を耕作面よりやや深く取り除き、岸の基礎部分に松や桧・栗等の丸太を入れそれが動かぬように太めの杭をしっかりと打ち込み、それから土を少しずつ下から積み戻してゆくのです。初めに隣接した農地の所有者との調整、必要となる木材の調達(今回は自家山林での桧の切り出しで進めます)そして、土を沢山動かしますので重機も必要となります。

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農業塾 ばんざい ⑥ 2013.10.19

年々増える直売所めぐりと 秋の収穫で大忙しの農業塾

台風26号がまたも日本列島に接近し大切な秋冬野菜に被害を与えています。通過後の状態を確認し、状況に応じた対応を行うようにいたします。

前回が初収穫の丹波黒大豆枝豆の味はいかがでしたか。今月25日頃までが旬で、小生の亀岡と綾部の往復ではこの時期道中に農家の直売所が10か所程出店されその数は年々増えておりにぎわっています。まだ農業塾の畑にはたっぷりとありますので、塾生の皆さんも色々な調理を楽しんで下さい。

15日久しぶりに直売所に立ち寄ってみました。連休明けでしたが朝の10時には駐車場もかなり埋まり、他県ナンバーの大型バスも1台とお客様はかなり来られていました。販売野菜の方は、コマツナ等の菜類がかなり出揃ってきています。水耕のミックス野菜も人気があるようでした。ダイコン、キャベツはまだ他県産の仕入れ品です。出始めのブロッコリーが人気でした。

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農業塾 ばんざい ⑤ 2013.10.12

続きはまた明日と自分に言い聞かせながらの毎日

成果は少しずつ出てきている

台風24号の影響を気にしながらレポートを書いてしますが、当初の予想よりも少し北を進んでおり、風の害はそれほど無さそうです。一方、適度な雨(もっと降るかもしれませんが)は秋冬野菜たちを見違えるほど生育させてくれることでしょう。

小生は、8月末から他用のある時以外はほとんど毎日農作業を続けております。対象の作物は野菜ですが、丁寧に、多品目、面積も多少多く栽培したところ、いつになってもゆとりは出来ず、予定の半分位しか作業の進まない日が続いています。毎日続けてゆくため、以前は暗くなってもやっていた作業は、山に日が沈むとともに終え、続きはまた明日と自分に言い聞かせながらの毎日で、それでも9月以降を振り返ると、その成果は少しずつ出てきているように思えます。

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農業塾 ばんざい ④ 2013.10.5

台風一過、サツマイモ、丹波黒大豆枝豆の収穫。

さらには 夏タイプのハクサイの収穫と続く。

一週間レポートが途切れました。その間の、フランスでの京野菜宣伝活動も沢山の生産農家の参加で盛大に行われ無事に帰国出来ました。これを機会に、京野菜がさらに広がり多くの方に親しまれることを期待するところです。

農業塾の畑の方は、計画通り進んでおりますが、やはり台風18号(16~17日)の記録的な雨は、直接被害の一時的冠水等で14日播種分の発芽揃いがことのほか悪く、28日にも多くの品目で再播種となりました。また畝の土の締りは、通常の雨では考えられないほど固くなっており、これでは生育スピードが回復しないと思い、かなり流失したであろう肥料成分の補いとしてNK化成の追肥施用とともに、鍬や管理機を使って強い目の中耕を行いました。

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農業塾 ばんざい  ③  2013.9.21

台風一過、大雨のあと、表面が固くなる、欠株だらけの畑・・・・中耕に、タネの播き直しを

台風の直接被害は、私の綾部の畑の川に面した所にダンプ1台分くらいの土砂が入った位ですが、本日1時間半かけて取り除きました。

16日は台風18号の通過で、前日からの豪雨が大雨特別警報となり府内各地で浸水などの被害が出ました。被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。八木の畑はメンバーのひとりが翌日確認に行っていただけ、一時的な一部冠水の形跡はあったものの大きな被害は無かったとのことです。

17日は晴天の中、小生は京都市内の小学校で長ダイコン栽培のお手伝いを無事に終えました。肥料の計量、肥料の散布、荒起し、畝立て、播種の作業を全員の力で午前中に立派に仕上げてくれました。冬休み前に出来上がることが目標です。

八木の畑の方ですが、大量の雨に打たれた土は、乾くと表面が固くなってしまっています。まだ播種や植え付けの直後といったところですが、この固まりがひどい場合はまだ株元がしっかりとしていないことから、株際は避けて条間や株間にヒビを入れる程度に三角鍬等で軽度の中耕(注)をしてみてください。土壌中の通気が改善できてよろしいです。畝の土が流れ落ちているかもしれませんが、こちらはもう少し時間が経って作物がしっかりしてきてから土上げしてください。また、次回以降に播種や植え付けの場合も前回作り上げた畝の表面は固くなっていますので、備中鍬等を使って畝の上部だけ浅く土を耕してから行ってください(フリー区画は管理機を使うと便利です)。

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農業塾 ばんざい  ②  2013.9.14

■ホウレンソウ播種、ハクサイ・縮緬キャベツの定植、

小カブ、紅心ダイコンの播種、花菜の定植

2週連続でレポートが遅れてしまいました。先週の雨の影響での作業遅れに対する天候優先と、退職したとは言え多少の所要対応等から、退職時前の予想よりも時間は想像以上に残らないのがその後の3週間余りの実感です。

前回は、天気予報以上に雨が多く思い切った先延ばしの判断も必要の一つとして、期待の個人畝作りは延期としたところです。フリーの畝間は植え付け後に管理機で除草を兼ねた土寄せを行いますが、個人畝では品目が小刻みに異なることから思い切った土寄せがあまり出来ませんので、最初からしっかりと高い目の畝を立てておきたい(管理機での往復作業)ことと、雨の水分を多く含んだ土を触らないための措置でした。

前回は、カリフラワー等の定植作業時に小生草刈作業をしており十分な立ち合いができておらずに失礼しましたが、苗の植え付け後の水やりは、雨があっても別途通常通りに行うことが基本で進めていただきたいと思います。手でたっぷりと与えた水は土と根の馴染みを良くしてくれます。雨模様での水やりの必要性は、雨も同等の量があれば良いのですが、直後に同等の効果が出る雨は無いかもしれないための安全措置ともいえます。

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農業塾 ばんざい  ①  2013.9.7

農業書センター・「田舎の本屋さん」会員だより

農業書センターや「田舎の本屋さん」会員の京都の藤田さん。雑誌「のらのら」で「トラクタばんざい」という連載をもっている。この藤田さん、地元のNPO法人の「農業塾」の塾長さんもしている。この夏、大手町の農業書センターにご来店の際、そのユニークな農業塾のお話を伺った。

数ある愛機の一台
数ある愛機の一台

農業書センターのご利用者の中にも 市民農園や家庭菜園などを楽しんでおられる方も多いと思います。藤田さんの日頃の塾生向けのお便り(ペーパー版)をここで公開させていただきます。皆様の菜園つくりにヒントやこれからやってみたいという方にも参考になれば幸いです。

店長

■とくみつキャベツと九条ネギの苗植え、

そして鷹の爪の収穫

1日の未明におばさんのご主人が亡くなられ、起き抜けに駆けつけてから3日夜まで葬儀対応となりました。昨日は、子供向け農業雑誌「のらのら」(注)へのトラクター原稿作り、狩猟許可手続きや綾部の留守中の畑への確認等でこのレポートが遅くなってしまいました。

この間、台風と前線の活発化等で各地で災害が起きていることに、自然の猛威を痛感しております。豪雨の中を車が走るテレビ映像を繰り返しこれまで眺めていましたが、このところ何度か運転中にこの豪雨に出くわし、特に路肩寄りに大きな水たまりがあると強い力でハンドルが左に取られひやりとすることが何度かあったりです。 続きを読む 農業塾 ばんざい  ①  2013.9.7