農業塾 ばんざい ⑧ 2013.11.2

長期にわたり頑張ってくれた野菜たちに

感謝しながら最後まで大切に収穫

前回は、予定より早く長ダイコンの収穫を開始しました。生育期間中は台風や豪雨に何度も見舞われたものですが、もう一点の気温が高かったことが生育を促したことによるものかなと振り返っています。

29日は長年同じ分野で仕事を続けてきた他県の方が、一度綾部の農機具や畑を見たいと、道のり3時間をかけての訪問がありました。その方も退職後野菜つくりを始められたとのことで、肥料や品種や畝間・株間等関心は具体的なものでした。

午前中は農機具や農具を、特注の農具を見つけるとこれはどんな作業に使うのかとの質問があり、小生もついつい一度試作してもらって改良箇所が見つかり、2度目の製作でようやく納得した柄の長いホークの苦労談等紹介してしまいました。午後には、畑に出て圃場内を順に説明し、品種や播種時期や肥料の種類料などの質問を、品目が変わる都度受け、また収穫時期のものは持ち帰って試食をと収穫も沢山し、日の暮れるのが早くなってきたこの時期、気が付くと8割ほど回ったところで16時となり見学はここで打ち切りし、一輪車では到底乗り切らなくなった収穫物を運び上げ、残っていた夏物や生育途中の冬物の質問で1年分の栽培を知ることができて良かったと、満足して3時間の道のりの帰路についていただきました。

次回の内容は次のとおりです。

個人畝は、週ごとに生育の進むのを見るのが楽しみなこの頃です。収穫も軟弱野菜で始まりましたが、畝全体の景観は品目毎に濃度の異なる緑のパッチワークといった状態です。今年は、豪雨の影響等でいつもよりも発芽が悪く欠株が気になっていた個所も、この時期になると空いた場所に隣の株の葉が伸びてきて土が見えなくなり、いつの間にか欠株のことも気にならなくなってくるものです。成長の様子を確認し収穫のタイミングの予測などしながら抜け落ちていた管理作業は無いかと確認しておいてください。

フリー区画は、小豆の2回目収穫と株の片付け、黒大豆枝豆最終列の収穫を行い豆コーナー全体を終えます。この場所にはこの後エンドウやソラマメ、タマネギ・ニンニク等を栽培する予定です。昼食後はこれらの品目・品種の検討を行い決定します。ハウス内はミズナとシュンギクの栽培ですが、段播きの2度目を行います。タマネギ苗の除草も行います。夏物果菜類も品質が低下し肥大も緩慢になってきましたが、最後まで収穫が続くのはピーマン類です。長期にわたり頑張ってくれたこれらの野菜たちに感謝しながら最後まで大切に収穫してください。農林水産フェスティバル見学も確認します。 藤田

農業書センターからひとこと

藤田さんの農業機械への愛は、幼いころから深いものがあるようです。ぜひ一度、柄の長いホーク改良の苦労談をお聞きしたいものです。

いま、年4回刊行の雑誌「のらのら」に「トラクタばんざい」と題して 連載記事を執筆されています。

◎関連情報&図書のご案内

■京都農林水産フェスティバル

今年10月から始まった京野菜の消費拡大に向けた「おいしおすえ京野菜キャンペーン」のフィナーレを飾るイベント

開催時期:平成25年11月30日(土)~12月1日(日)

開催場所:京都府総合見本市会館(京都パルスプラザ)

農家が教える 便利な農具・道具たち

選び方・使い方から長持ちメンテナンス・入手法まで

農文協 編  ●定価:1,200円  農文協

ベテラン農家や家庭菜園を楽しんでいる人たちが選び、自作している自慢の農具道具が満載(約240)。修理法や鎌の研ぎかたなど農具道具のメンテナンス法や、暑さや日焼けを防ぐ農作業が快適にできるグッズも充実。

■お断り ここで紹介の品種と資材などは 筆者が使用しているもので、特に推奨するものではありません。

——————————————————————–