東北農村文化協会・フォーラム 開催のご案内

講演:「みんなで給食の野菜、自給5割をめざして」

―高畠町二井宿小学校の食農実践―

伊澤良治 氏(山形県高畠町二井宿小学校 校長)

日時:2009年11月21日(土)14時開始 17時半終了

会場:宮城県婦人会館 講堂 自由参加(無料)

住所:仙台市青葉区錦町一丁目1-20TEL022-222-7721

※ 懇親会 18時~20時 (会場 同婦人会館桐の間 懇親会の参加料必要 )

開催事務局:東北農村文化協会(略称東北農文協)

住所:仙台市青葉区上杉1丁目16−3JAビル別館内

(社)農山漁村文化協会東北支部内 電話022-262-5804 FAX022-221-2235 (事務担当奥山)

~~~ 講師のご紹介 ~~(雑誌「食農教育」執筆記事から)~~

●「つくられた生活」からぬけ出したい・・・・食農教育で目指したいこと!

児童数70名の二井宿小学校では、子どもたちが卒業するまでに、12品目の農作物を栽培できるようになることを目標としている。同時に、学校給食に使用する野菜の「5割自給」をめざしている(もち米も含む)。給食に使用する野菜の5割を子どもたちが学校農園で栽培し、まかなおうという試みだ。 なぜ、このようなことをめざしているのか。前任校の高畠町立和田小学校で、校区の小中学生の子どもたちの放課後と土日の生活を調査したことがある。すると小学生から中学三年生まで、ゲームとテレビ、漫画にかなりの時間を費やしているという結果がでた。この傾向は都会の子どもとそう変わらないのだろう。 一方、農業県といわれる山形県の域内食料自給率(米を除く)は、わずか2割。見回してみれば、家には畑があるにもかかわらず、食事のおかずをできあいの惣菜で間に合わせている家庭も多い。ゲームやテレビ、漫画に時間を費やす子どもたちと家庭の食事のあり方は、たぶんどこかでつながっている。それぞれが自分の意思でやっていることではあろうが、大きな流れのなかで、「やらされている、生活がつくられている」ことを感じる。「つくられた生活」をぬけ出して子どもたち一人ひとりが自立するために、給食野菜の自給体験を通して、「生きる技術と知恵」を身につけてもらいたい。「5割自給」をめざす意図はそこにある・・・・・・・・

そして今、子ども達の頑張りは地域にも波及して、地域の農家による食材納入や父兄による家庭内自給率向上の取り組みなどにも・・・。  ~~~~~思う存分に語っていただきます~~~~~~~~

※企画趣旨: これまで、牛乳と酪農のことを考えました。その後、肉牛・畜産について、そして、稲作技術や田んぼ米つくりの農家の思いについても考えました。農地法改正についての学習をしました。2月のシンポジウムは「これからの時代を考えながら、作り手と食べ手が考え、交流し、希望を見つけませんかー」と呼びかけて行われました。 今回はその流れも含め、広く「教育」「食育」の側面を語り、考える企画です。どうぞ、お誘いあわせてご参加ください。